世界250以上の都市で講演会を実施
1,500 万人以上の人々が聴講
プレム・ラワットは1957 年、インド北部の生まれ。幼い頃から、「すべての人の心の中に、生まれながらにある平和」について語りはじめました。1971年6月、13歳の時に初めてインドを出発。以降、休むことなく世界中で講演を続けています。
40数年間に世界250以上の都市で講演を実施。1,500万人以上の人々が聴講しました。講演の内容は75カ国語に翻訳されています。2011年に故郷インド・ビハール州の屋外特設会場で開かれた講演会には、50 万人が集まりました。
ネルソン・マンデラ氏、
ヒラリー・クリントン氏と並んで受賞
プレム・ラワットは、イギリスのグロスター公爵リチャード王子の公邸ケンジントン宮殿(2012年6月21日)、欧州議会(2010年6月29日、2011年11月28日)、国連(2005年6月24日)、各国議会などにも招かれて講演を行っています。
2015年9月、ミラノ万博の公式行事に講演者として招かれました。
彼はまた、自らの財団を通じて人道的支援活動を行っています。
こうした活動が認められ、2012年には、アジア・パシッフィック・ブランド財団(Asia Pacific Brands Foundation)より特別功労賞を受けました。これは世界中の人々の生活、社会に好影響を与えたとされる個人や主導的政治家に与えられる賞で、他の3人の受賞者の中にはネルソン・マンデラ氏とヒラリー・クリントン氏の名があります。
インド ビハール州 聴衆の前にて
欧州議会にて講演
サンフランシスコで開催された
国連60周年イベントにて
プレム・ラワット財団の活動
2001年、プレム・ラワットはプレム・ラワット財団(The Prem Rawat Foundation (TPRF))を創設し、人道的支援を行っています。
プレム・ラワット財団の活動は主に以下の2つです。
フード・フォア・ピープル(Food for People)
「一時的な支援ではなく、地元のコミュニティーの一部になり、子どもたちが社会人として自立できるまで、サポートし続けること」をコンセプトに、2006年に始まりました。支援活動は、世界34カ国にわたっています。
財団の活動の目玉として、インド、ネパール、ガーナの3カ所に、貧困で食べられない子どもたちに一日一食(毎月3万食)を提供するセンターが作られました。地元の方々が雇われ、センターの運営と管理を自ら行うシステムになっています。食事ときれいな水、そして目の治療を提供するほか、災害時の援助も行っています。その成果として、子どもたちが学校に通うようになり、犯罪と病気が減ってきました。今では、その地域で育った子どもの中から、大学を卒業する人も出るまでになりました。
施設で食事を楽しむ子どもたち
平和教育プログラム(Peace Education Program:PEP)
PEPは世界の110カ所以上の刑務所で採用され、大学をはじめとする教育機関や病院・ホスピス、老人ホームなどでも使われています。PEPを導入している刑務所では、収容者の心の安定や、出所後の再犯率の減少傾向が、顕著に認められています。
ドミンゲズ刑務所の刑務官ロレンゾーカーターさん(サンアントニオ、テキサス州、アメリカ)は、「我々はPEPを4年間にわたって採用しています。PEPによって多くの受刑者たちが、再犯することなく、社会人として活躍しています。刑務所の中では、PEPに参加している受刑者たちの行動に変化が表れます。積極的に協力してくれるようになり、暴力や問題を起こすことはほとんどなくなるなど、大きな改善が見られます。」
南アフリカ共和国の刑務所にて
PDF資料
クリックすると拡大・印刷できます。